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新屋神社の創建は、後奈良天皇ご在位の天文3年(1534年)10月17日と記録されています。もともと富士山は古くから日本人の信仰の対象とされ、修験道を始め、一般の富士講など霊験灼(あらた)かな、願い事成就を目的とする登山が盛んに行われてきました。明治23年(西暦1890年)に本殿の造営を行い、昭和に入るといよいよ信仰の熱は強まり、本殿の再建が行われ、末社、浅間社、大神社を合祀するに至りました。昭和48年に拝殿を造営し、今日に至ります。 |
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参拝者全員のお祓いをしております。参拝の方は鳥居をくぐった後 直進して本殿に入りお祓いを受け 正面に手を合わせて願い事をお祈りします。 その後で希望の方は、本殿に向かって左側に安置されておりますお伺い石(詳細後述)をお試し下さい。
又 正月元旦、17日、10月17日の大祭を除き、毎月の1日、17日は月例祭を催行しており一般のかたの昇殿参拝も執り行っております。祭式は午後2時より挙行、1時半より参加申し込み受付にて定数約20名に達した時点で締切となります。 |
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祭神:大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)
祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
祭神:木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
大山祇大神は、伊邪那伎命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)が国生みを終えた後に生んだ国津神の神々のうちの一神です。神名は「大いなる山の神」という意味で、大山を司る神、日本の山の神の総元締の山神を表します。悠久幾千年、国土、国民、ー切生業の守講神(山神)として、植林、農牧、漁猟、商エ、土木、建築、海陸交通運輸、その他あらゆる殖産興業の道を授け、人間生活(衣食住)の根源を開拓された親神であリ、地神・海神兼備の神として全国壱萬余社に祀られて信仰が篤い神様です。
天照大御神は、太陽神を神格化した神で、皇室の祖神(皇祖神)のひとつとされ自然神として祀られています。
木花開耶姫命は、大山祇大神の娘で、木の花が咲くように美しい女性の意をもちます。父の大山祇大神は各地の山を統括する神で、その父から日本一の秀峰富士山を譲られ、この山に鎮座して東日本一帯を守護することになリました。 |
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祭神:磐長姫命(いわながひめのみこと)
磐長姫命は、大山祇神の娘で木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉に当たります。「いわなが」すなわち岩の永遠性を表すもので、石(岩)がイワを名前に含んだ女性に変化しています。このことから不老長寿の神として信仰されてきました。 |
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祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
祭神:保食命(うけもちのみこと)
「稲荷」とは老翁が農作業をして、稲を荷う姿が連想されますが、元々は稲の生命カ、生成発展、産霊の信仰が根底にあり、<稲成リ>、<稲生り>のことで、稲魂信仰に由来します。近世以降は商売繁盛、殖産興業の神、さらには三陸海岸地方では漁業神へと変化しているのは「稲」の生命力の発展形態であリ、その祖型は稲作儀礼耕信仰に基づいているものです。倉稲魂命は、須佐之男命(すさのうのみこと)と神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)との間に生まれた子どもで、名前の「うか」は穀物・食物の意味で、穀物の神であり、稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されています。穀物の神としてだけでなく、農耕の神、商エ業の神としても信仰されています。
保食命は、食物の神とされ、「頭から牛馬が生まれた」ということから牛や馬の神ともされています。 |
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祭神:伊邪那伎命(いざなぎのみこと)
祭神:伊邪那美命(いざなみのみこと)
伊邪那岐命、伊邪那美命の両神がお祀られています。天地開闘(てんちかいびゃく)において神世七代の最後に伊邪那伎命、伊邪那美命はともにお生まれになり、国産み・神産みの儀式によつて日本国土(淡路島を筆頭に本州・四国・九州等の島々)を形づくり、多数の神々をもうけました。この神域に生えるニ本の夫婦木は離れることのないまぐあいの儀式を行っておリ、この社にお参リすれば緑結び、夫婦和合、子授け、子孫繁栄のご利益があるとされています。 |
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恵毘寿社祭神:事代主命(ことしろぬしのみこと)
大國社祭神:大國主命(おおくにぬしのみこと)
事代主命は、大国主命の子どもで、名前の「コ卜シロ」は「言知る」の意で、託宣を司る神であります。富士の山神とともに十の島を生み、国譲り神話において釣りをしていたことから、恵比寿は古くは豊漁の神で、後に七福神のー人として、生業を守り、福をもたらす神としてお祀りされてきました。
大国主命国、造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰されています。「大国」はダイコクとも読めることから、同じ音である大黒天(大黒様)と習合して民間信仰に浸透しています。 |
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本宮の拝殿に安置されている「お伺いの石」は、お伺いしたことが、良い結果になる場合には石の重さが軽くなるといわれています。まず、お伺い石に向かって、ご挨拶をした後、石を持ち上けます。その石の重さをよく覚えておいた後、お伺い石に額をつけて、石の両斜面を撫ぜながらお伺いします。その後、石を持ち上けます。すると良い結果となる場合には石は軽くなります。石を置いた後、お礼をし、石を持ち上げると最初の重さに戻ります。 |
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霊峰富士の神山のニ合目(標高1,700m)、通称「へだの辻」と呼ばれる堤所に鎮座されています。霊験灼かにして不思議に所願が成就し、神徳顕著をもつと往古から知られ、近年では日本全国、遠方より数多くの崇敬者が参拝に訪れています。この奥宮を賞して別名「金運神社」ともいわれています。お参りの順序は、本宮を向いている最も古い社にお参りした後、烏居の鈴を鳴らして烏居を潜った場所の社にお参りします。 |
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鳥居奥に鎮座されております。その昔 林業を生業としていた人達が、仕事場近くに祈りの場を設けたのが始まりで、里から担いでいったのが メ石のお社 モです。
以前は周囲に玉砂利を敷き、環状列石(ストーンサークル)と呼んでいましたが、富士山世界遺産の関係で人工的な物は撤去との指示にて玉砂利は取り除いております。 普通にお社をお参りして下さい。 |